ダンジョンシージ2三昧で今週は新規画像なしです。来週もたぶん画像なし。来週にはクリアしたいなぁ。
で、一応作業は2面の背景にはいりました。2面は最初の予定ではコロニー内部に突入みたいな展開だったんだけど、やめました。で、どんな風にしようかなーとノートにいろいろ落書きしてたら今週は終わってしまった。衛星基地みたいなものになる予定です。衛星かどうかはわからないけど。
2面背景ですが、前作ALLTYNEXでも2面は本来コロニー内部に突入にするつもりでしたが、最終的にやっぱり宇宙に浮かぶ基地みたいなものになりました。今回は、前作の背景がなんでコロニーじゃなくなったかという話でも。
僕がコロニー内部でやりたかったのは、外壁のハッチから侵入して細い通路を通り、内部のとてつもない広い空間に出る、みたいな背景演出でした。神威の4面みたいなのが該当します。で、これをやるためには多重スクロールができないとお話にならないわけです。ところで、FM-TOWNSというマシンですが、ゲーム向けのスペックとしては16x16のスプライトが1024個とビットマップ面が1枚という機能をもっています。BG面というのは存在しないけど、ビットマップ面がハードウェアスクロール機能を持っているので、実際にはこれが背景プレーンとして機能します。
さてここからが問題。1024個というスプライトをもつタウンズですが、実は1024個を60フレームで転送しきれないという致命的な欠点があります。正直これを知ったときは困りました。タウンズはフレームバッファ方式のスプライト(昔はよく擬似スプライトと言われていた)なので、転送がまにあわない場合はフレームスキップして遅れて画面が表示されます。要するに自動的に30フレームに落ちたりするわけです。(ちなみに一般的なスプライトハードウェアは、転送がまにあわないと表示されなくなります。ファミミコンでキャラが5つならぶと消えるアレです)。タウンズが60フレームで転送できるスプライトの個数は残念ながら画面を埋め尽くした上で敵を出すほどの余裕はありません。市販ゲームではこの問題に対し、フレームスキップで妥協したり(魔法大作戦)、多重スクロールをあきらめたり(達人王)してたりしてました。
で、僕ですが多重スクロールもあきらめられない、60フレーム転送も捨てたくない、という両方を満たすため、背景の展開を変えるということになったわけです。なんか優先する場所を間違ってるような気がしないでもないけど、そこは個人作品。結果としてはよかったんじゃないかとおもってます。
今回はここまで。
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